コメントの書き方 写真アップロード・一覧 | 出典一覧| タグ一覧 ■峠の概要 鋳物師は金属を溶かして鍋釜などを修理した職人。ある鋳物師が城崎での仕事を終え、帰りにこの峠で一服した。ふと上を見ると、そこには今にも落ちて来そうな大きな岩が。それに驚いた鋳物師は慌てて城崎に逃げ帰り、そのことから鋳物師戻しの名がついた。 温泉街の城崎と漁港の竹野とを結ぶ唯一の道として利用された。城崎-竹野間の鉄道が明治末年に、また昭和37年には津居山から田久日、宇日を経て竹野へ向かう湾岸道路ができ、峠道は衰退。昭和55年には峠下へトンネルが開通。(「兵庫の峠」)