コメントの書き方 写真アップロード・一覧 | 出典一覧| タグ一覧 ■峠の概要 松尾芭蕉が「おくのほそ道」で越えたことで有名。 「高山森々として一鳥声きかず、木の下闇茂りあひて夜行くがごとし。雲端につちふる心地して、篠の中踏み分け踏み分け水をわたり岩につまづいて、肌につめたき汗を流して最上の庄に出づ」 本来は中新田まで南下して中羽前街道を越えるつもりだったようだが、道が悪く難所ありと聞いて、この山刀伐峠を越える北羽前街道を選んだ。それでもかなりの難渋をしている。芭蕉の越えた峠には子持杉と呼ばれる杉の巨木、『おくのほそ道』の文学碑などあり。(「日本百名峠」)