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■峠の概略

熱塩加納村の宇津野と喜多方市の杉山との境にある未舗装車道の峠。
宇津野には鎮守社として熊野宮がある。峠道はこの熊野宮への参拝道として機能していたようだ。峠付近には舘・木戸口・古屋敷などの地名が残り、鎌倉時代以降の舘があったのではないかと推測されている。村はずれの旧峠道と車道との分岐には、寛保二年（一七四二）の己待供養塔が建つ。（「会津の峠」）

■走行記録

林道杉山宇津野線になっているが、舗装化が進み未舗装部はわずかだった。（吉永）