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■峠の概略

南郷村と昭和村との境にある破線路の峠。南郷側は実線林道が延びている。

■走行記録

2003/06現在、鳥居峠付近の南郷村側は「高清水自然公園」ができ、オートキャンプ場や研修施設、ハイキング道が交錯している。複数あるハイキング道の中で「カモシカの道」と呼ばれるコースは、鳥居峠への旧道を使用しているようで、「高清水自然公園」から入ると、アザミ谷地の脇を通って緩やかに登る。つづらを巻いた後、「ムササビの道」を右に分け、さらに登るとＴ字路になる。右は、正規のハイキングコース「カモシカの道」でオートキャンプ場に出る。直進は、10ｍも進まないうちに稜線で行き止まりである。鳥居峠は、この行き止まりの道と同じ稜線上で、Ｔ字からヤブを入って100ｍほど左にある。この辺りは鞍部が不明瞭だが、峠付近の木に赤い境界標ぶら下げてあり、ヤブを探っていると旧道跡が残っている。旧道は峠から緩く左へカーブして斜面に沿って昭和村側へ下っているが、雑木が生い茂り、進入することは難しいようだ。さて、「高清水自然公園」から南郷村側の国道401号へ下る道は、「カモシカの道」の続きで基幹林道鳥越・鳥 ()2km401