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峠データベース・詳細表示

峠No. 3166
峠名 長畝峠
読み ながうねとうげ
行政区 高知県高知市行川
東経 133 度 27 分 28.000 秒 / 133.4577778
北緯 33 度 34 分 27.000 秒 / 33.574444
標高 275
図版番号 NI-52-111-11-2
2.5万図 伊野(北東)
5万図 伊野
20万図 高知
道路種別
タグ
出典 土佐の峠風土記,土佐の峠風土記,地形図
航空写真 CSI-75-5-C17-27 / CSI-75-6-C9-40†, 41 / CSI-75-6-C10B-22, 23
地形図 国土地理院地形図閲覧システム
東経133度27分28秒, 北緯33度34分27秒
Mapion Mapion地図
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■峠の概要

 『手箱山と云御留山大山也。此山に雪屋と云所あり、いわゆる氷室也。むかしは毎年雪を詰めし所也。忠義君(注:土佐藩2代藩主)の御代迄、毎年六月朔日に此の雪を取て壷に納め、夜送の早飛脚にて雪を献しけるとかや、領家郷より直ちに行近道を今も雪道と云。此故也。今は止まりて其事なし。』(出典より引用、原本は『本川村史』資料編・寺川郷談)
 という雪道を、出典の著者が比定したのがこの峠である。現在はそれが認められ「土佐の雪道」という碑が峠に建てられている。また峠には寛政七年の銘のある地蔵様がおわします。以前は立派な松もあったが、この著者が本を記した頃に倒れ、地元の人はそれを売った代金の一部で地蔵様の上屋を作ったとか。何ともいい話である。(以上「土佐の峠風土記」より)