土佐-松山をつなぐ「松山街道」として栄えた道。黒森山山頂から南に伸びる尾根の「朽木峠(くちきのとうげ)」とともに黒森越えと呼ばれた。峠には私年号「天晴」(慶応三年)の銘のある灯明台がある。同様の「天晴灯明台」は他に安田町の神峰神社、安芸市の春日神社にあるそうだ。(「土佐の峠風土記」)