日本百名峠に選ばれているが、選者は蔵王エコーライン(付近に通っていたはずの道)を意識して刈田峠としている。実際は地形図にも記されている通り、エコーラインをはるかに離れた南の尾根に刈田峠の表記がある(エコーラインのピークから峰沿いに破線道がついているが、この峠を越える道はない。ただし東側に峠沢の名あり)。 蔵王山は信仰の山として江戸時代に多くの信者が訪れた。地蔵滝には安永四年(1775)に建てられた地蔵尊。(「日本百名峠」)