仙台と山形をつなぐ街道として利用された峠。特に明治15年に関山隧道が完成すると、この方向の交通を一挙に引き受ける形で繁栄。のち昭和12年には初代隧道を拡張する形で二代目関山隧道が作られた。現在は昭和43年に完成した新関山トンネル(標高531m、延長890m)が国道286号として活躍している。(「峠の道路史」)
・分水嶺辞典・関山峠
・旧道倶樂部活動報告書・関山峠