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峠データベース・詳細表示

峠No. 4408
峠名 和田峠
読み わだとうげ
行政区 長野県小県郡和田村唐沢/諏訪郡下諏訪町樋橋
東経 138 度 8 分 37.000 秒 / 138.1438444
北緯 36 度 8 分 42.000 秒 / 36.145035
標高 1536
図版番号 NJ-53-83-16-1
2.5万図 霧ヶ峰(北西)
5万図 諏訪
20万図 長野
道路種別 国道142号
タグ 分水嶺
出典 地形図,峠の道路史
航空写真 CCB-75-15-C27-12 / CCB-75-14-C10-14†, 15, 16 / CCB-75-14-C11B-5, 6, 7
地形図 国土地理院地形図閲覧システム
東経138度8分37秒, 北緯36度8分42秒
Mapion Mapion地図
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■峠の概要

 近世の中山道がこの峠を越えた。標高1600mは街道中で最も高く、最大の難所であった。当時は三峰山と鷲ヶ峰の鞍部(現在は北側に和田峠スキー場がある)を越えていたが、明治10年に現在の位置へ新峠が開かれた。ついで29年には峠道の改良がなされている。しかし38年、鉄道中央線が岡谷まで伸びたこともあって、峠道は徐々に衰退していった。

 昭和2年にはこの峠を越えるバス運行が「和田嶺自動車株式会社」によって始まったが、特に冬季の運行に困難をきたし、峠のトンネル化が計画される。昭和6年に内務省の失業対策事業の一環として工事に着工、翌年1月に延長281mのトンネルが完成した(その後和田側坑口に相次いでスノーシェッドがつけられ、構造物としては604mになっている)。戦後も昭和34年までに一次改良が終了したが、抜本的な改修にならず、昭和49年に新和田トンネル(延長1922m)の建設を開始。51年に完成し、現在有料道路として使われている。(「峠の道路史」)

■関連リンク

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