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■峠の概略
北塩原村と山形県米沢市との境にある山道の峠。
会津から米沢へ向かう重要な道。時に米沢街道と称した。塩川町から熊倉・大塩温泉を通り、萱峠(大塩峠)、蘭峠を経て檜原湖に出、この檜原峠を越えるという峠続きの街道だったが人の往来は激しかったという。明治に入って大峠が開かれ、その役割を奪われ衰退。現在は車道が通じ、そのピークのやや西寄りに旧峠が残る。(「会津の峠」:同ページにバレーラインと白布峠についての記述もあり)
■走行記録
山形県との県境で、すでに廃道。自転車を持っていく意味はない。桧原湖北の金山集落から金山峠方面へ林道を進む。迷沢沿いの林道を分け、次の谷に沿った林道へ入ると、じきに少し広くなった広場のようなところで林道が切れ、進行方向の左手に旧道の踏み跡がある。旧道はS字のつづらで一往復半すると、ヤブが深くなる。峠まではS字がさらに3回。ずっとヤブで、深さが2mを越す部分も多い。次第に自転車を押せなくなり、自転車を引く、投げる、等の方法で、何とか峠に着く。峠には特にこれといって何もなかった。峠からの下りは踏み跡ははっきりしていて、最初は