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峠データベース・詳細表示

峠No. 697
峠名 神坂峠
読み みさかとうげ
行政区 岐阜県中津川市神坂〜長野県下伊那郡阿智村園原
東経 137 度 37 分 52.000 秒 / 137.6312194
北緯 35 度 28 分 19.000 秒 / 35.47205
標高 1533
図版番号 NI-53-90-8-1
2.5万図 伊那駒場(北西)
5万図 中津川
20万図 飯田
道路種別
タグ
出典 地形図,峠の道路史,串田孫一編「峠」
航空写真 CCB-82-1-C4B-1 / CCB-76-17-C1-14, 15, 16 / CCB-76-17-C2-12, 13†, 14
地形図 国土地理院地形図閲覧システム
東経137度37分52秒, 北緯35度28分19秒
Mapion Mapion地図
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■峠の概要

 東山道最大の難所。記紀や万葉集に神坂として記されているほか、昭和26年(昭和42〓43年)の発掘調査で石積状遺構、石製模造品、玉類、土器類などが多数発見されていることでも知られる。また今昔物語の「受領は倒るる所に土をつかめ」の話もこの峠路でのことだった。
 明治44年の中央本線全通の後は伊奈谷と中京方面をつなぐ最短距離の路としてしばらく使われていたようだが、大正12年に伊奈電気鉄道(現JR飯田線)の開通によって再び寂れた。その後、昭和46年に阿智村園原から南へ戸沢を廻り、神坂峠の南部を越える林道が建設されている。昭和50年には神坂峠直下に中央自動車道恵那山トンネルが貫通、同60年には4車線供用開始。(「峠の道路史」)

知波夜布留賀美乃美佐賀爾怒佐麻都里伊波負伊能知波意毛知知我多米
                           神人部子忍男
(ちはやぶるかみのみさかにぬさまつり いはふいのちはおもちちがため)
 この峠を詠んだ