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峠データベース・詳細表示

峠No. 7216
峠名 御坂峠
読み みさかとうげ
行政区 山梨県南都留郡富士河口湖町河口/笛吹市御坂町上黒駒
東経 138 度 45 分 48.000 秒 / 138.7635861
北緯 35 度 33 分 23.000 秒 / 35.556423
標高 1523
図版番号 NI-53-84-3-4
2.5万図 河口湖東部(北西)
5万図 都留
20万図 甲府
道路種別 国道137号
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出典
航空写真 CCB-75-17-C6-20, 21†, 22 / CCB-75-17-C7A-19, 20, 21
地形図 国土地理院地形図閲覧システム
東経138度45分48秒, 北緯35度33分23秒
Mapion Mapion地図
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■峠の概要


 日本武尊がこの坂を越えて甲斐の国に入ったという伝説をもつ。奈良・平安時代には東海道横走駅(現御殿場市)から加古坂(篭坂)、河口・水市を通って甲斐国国衙に通じる官道がこの峠を越えた。中世になると鎌倉往来として信濃や北陸地方への道としても利用されている。戦国期には北条氏が峠の峰上に「御坂城」を築き、軍事的な要衝となっている。
 昭和7年に御坂隧道(現国道137号)が開通。昭和42年には有料道路として新御坂トンネルが作られている。
 御坂隧道そばにある天下茶屋は、昭和13年の秋に太宰治が逗留し「富嶽百景」を記したことで有名。「富士は月見草がよく似あふ」の言はここで生まれた。