国道243号。大正九年の大雨で釧路からの路が絶たれたときに、北見に越えたことのあるアイヌたちがこの峠を利用して食糧を運んだ。それ以降、万一のときの避難口として整備され、やがて現在のような観光地として知られる峠になったという。(「串田孫一編『峠』」)
・分水嶺辞典・美幌峠