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■峠の概略

郡山市と猪苗代町との境にある峠。地形図に記載なし。上記データは該当すると思われる点線道（東側から鞍部まで）のピーク。
出典によれば、西側山潟部落に「右ハ山道、東ハ二本松中山道」の記された道標あり。山道に従っていくと石のほこらが所どろこにあり、約一里は緩く広い道。西側は中山峠手前の桜橋のたもとから南の沢へ入っていくというが同様に廃れていた。どのような用途で用いられていたものかまでは記されていないが、恐らく中山峠道の脇道・裏道的なものであったろう。（「会津の峠」）