竜岬の内陸部を越える峠。横浪黒潮ラインの完成するまでは、生活の道として、また四国巡礼の道として大いに利用された。宇佐大橋の架橋前は「竜の渡し」という渡し船で渡り、この峠を越えて二十六番青龍寺に詣ったという。(「土佐の峠風土記」)