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鈴鹿山地を越える古い街道・八風街道の峠。鈴鹿峠が通れなかった場合の脇街道としても機能し、さまざまな著名人が越えている。例えば応仁二年(1468)には京都相国寺の詩僧・横川景三が、総勢200人近い大隊商とともに越え(『小補東遊記』)、大永六年(1526)には連歌師・島田宗長が戦乱で通行できなかった鈴鹿峠のかわりにこの峠を越えている。
峠には八風大明神が祭られ、鳥居も建てられている(詳細は上記リンク先に角川地名辞典の引用あり)。
西側林道の分岐点。看板あり。
比較的幅の広い道が残っている。峠付近は不明瞭。
峠。八風大明神の碑が建つ。