越前と近江の国境。いわゆる峠名ではないが、峠の近くにある国境集落をとってこう呼ばれ、地形的な峠としても交通史的にも重要なところと言える。西近江街道。702年に置かれた三関の一つ・愛発駅はこの峠の北にある山中集落のあたりだったというのが通説だそうだ。(以上「峠の民俗地誌 -境をめぐって-」より。出典では「山中峠」とされているが一般的でないと思われるので省いた)
・分水嶺辞典・国境