六十里越街道の新道として昭和9年に車道開設。一部が昭和11年に県道12号の指定を受け、28年に国道112号、40年に一般国道112号となっている。それ以前の六十里越街道は大岫峠を経由するものであった。出典では六十里街道(月山道路)の峠としてわずかにふれられているだけ。(「峠の道路史」)
串田孫一編「峠」には渡部公平による紀行文が掲載されている。筆者はスキーで峠越えをし、田麦俣の宿に泊まっている。歴史や景観よりも田麦俣集落そのものに魅力を感じていたようだ。
・大岫峠