信州と飛騨を結ぶ峠として、また明治時代の紡積女工の悲哀が伝わることで大変有名。「峠の民俗地誌 -境をめぐって-」の著者が、大きくて重要な峠ながら境の神のないことを指摘していることは注目すべきか。この峠を通した交流が繁だったことを示す?(明治初期には飛騨と信濃の南半分で筑摩県を構成していた)
・分水嶺辞典・野麦峠